名称 |
株式会社 糀屋三左衛門 (関連会社 株式会社ビオック) |
---|---|
本社 | 〒441-8087 豊橋市牟呂町内田111-1 |
電話番号 | 0532-31-0311(代) |
代表者 | 代表取締役 村井 裕一郎 |
設立 | 昭和40年 4月(創業 室町時代) |
資本金 | 5,000万円 |
年間売上高 | 2億円 |
主要商品 | 種麹・麹、あま酒、各種発酵食品、醸造関係資材など |
私ども株式会社糀屋三左衛門の通販サイト「コウジザ」をご覧頂き、誠にありがとうございます。
今から六百年ほど前、日本人は麹に木灰を混ぜると麹菌の生育がよくなることを発見しました。これは当社の発案と伝えられておりますが、残念ながら資料は現存していません。この時、世界に類をみない、「微生物を工業製品として製造販売する」という産業が誕生しました。
そして、現在、麹菌に関する産業はGNPの1%を占めると言われるまでに成長し、その間、私たちは工業製品としての麹菌作りを受け継ぎ、日々の改良と進化を遂げ、「黒判もやし」のブランド名と共に、味噌、醤油、清酒、焼酎など多岐にわたる優良な種麹を全国各地に販売してまいりました。
麹を作ることを製麹(せいきく)と言います。歴代の当主は「麹の声を聞け」と育てられました。麹菌は自分で暑いとも寒いとも言いません。そんな物言わぬ麹菌をよく観察ししっかり温度や湿度をコントロールし導かなければ良い麹は出来ません。
すなわち、私たちは技術だけでなく、物言わぬ相手とも、しっかり対話し、時に先回りして、自分が為すべきことをすること、相手を思いやる精神をも受け継いでまいりました。
毎日食べるものだからこそ、より確かなものつくりを。安全、安心、そして安定を目指し挑み続けた先人への敬意とものつくりへの誇りを受け継ぎ、日本の食文化に貢献すべく、社会の公器として、古くして新しき確かな進化をこれからも続けてまいります。
第二十九代当主
村井裕一郎

2017年~2020年6月まで使用
糀屋三左衛門のロゴマークは、四角の部分と、三本のラインで出来ております。これは、昔、当社が糀屋三左衛門を略し「糀三」と呼ばれ、糀と三の字をあしらったロゴマークとしておりました。また、四角の部分については京都時代当社の創業時から使用していた桝印をモチーフにし、古くして新しきを体現しています。
2020年7月、ロゴマークをリニューアル。
ロゴマークの下部の三の字はそのままに、創業時の桝印により近づけました。
右の「糀屋三左衛門」のロゴタイプは、京都での商いの際店頭にかけていた「黒判もやし」の看板に記されている書体を再現したものです。
原点回帰の思いを込め、基本を重んじる姿勢を大切にしながら伝統をさらに発展させてまいります。
京都時代に使用していた
升印のれん「黒判もやし」の看板

昭和後期から平成にかけて使われていた、
旧ロゴマークをあしらった会社案内
シンボルカラーは「麹塵色」。その名の通り麹菌の胞子(塵)の色で、平安時代には高い身分の人にのみ着用が許されていた色です。糀屋三左衛門はこの麹塵色を想わせる緑色を愛用しており、会社のシンボルカラーとして用いています。
糀屋三左衛門の取組み
麹文化を広める活動
東愛知新聞 『朝の一筆』 2007年~2008年
東愛知新聞社の人気コーナー『朝の一筆』にて、先代当主が連載いたしました。
以下、そのコラム内容です。
- 米のコウジかびまろ話(1) コウジを使った食品
- 米のコウジかびまろ話(2) 『糀』と『麹』の違い
- 米のコウジかびまろ話(3) 『発酵』と『腐敗』の違いとは
- 米のコウジかびまろ話(4)『豆腐』と『納豆』
- 米のコウジかびまろ話(5)『甘酒』は夏の飲み物?
- 米のコウジかびまろ話(6) 『種麹』と『もやし』
各種講演活動
様々な箇所で麹についての講演を行っています。
過去の講演実績(一部)
- ミラノ万博日本館スタッフ事前研修
- 早稲田大学ビジネススクール研究センター
- NHK放送文化センター名古屋、豊橋、浜松各校
- JR名古屋タカシマヤ 味百選 催事内